2021年8月、ワークマンから新シューズ「アーバンハイク」が発売されました。
そこで、昨年から人気の「アクティブハイク」と比較レビューをしてみました。
「アクティブハイク」は2020年の秋にワークマンで発売されて、あっという間に入手困難になった人気シューズです。「アーバンハイク」はその流れをくむ新製品で、どちらも撥水加工されており、機能性が高いアウトドアシューズになります。
価格・サイズ
価格はどちらも1900円(税込)と超コスパが良いです。
撥水力があり、デザインも良い靴が1,900円というだけでも驚きます。
さすが、ワークマンです。
サイズはどちらも、24.5cmから0.5cm刻みで、25cm、25.5cm、26cm、26.5cm、27cm、28cmとなっています。(27.5cmは無いようですのでご注意を)
大きさ的に男性ターゲットのように見えます。普段履きが23cmや23.5cmなどの女性にはちょっと大きすぎるかもしれないですね。
色について
どちらも2色展開です
アクティブハイクの色
色は「ブラック」と「リアルツリー」の2色です。
アーバンハイクの色
色は「サンドベージュ」と「オリーブドラフ」の2色
素材・加工・構造
アクティブハイクの素材・加工・構造
アッパーの生地は、耐摩耗性に優れた「COUDURAナイロン」を使用。一見薄く見えますが、かなり丈夫な生地です。
撥水加工ですが、耐久撥水加工「sploTECH」で、水を弾き、汚れもつきにくくなっています。
特筆すべきは「ガゼットタン」構造。タンの部分がアッパーと引っ付いて一体化しているため、アッパーとタンの間から砂利や水が入るのを防いでくれます。
アーバンハイクの素材・加工・構造
アッパーの素材は合成皮革ですが、本皮のスウェードっぽい生地になっていて、手触りもよく高級感があります。
撥水加工は、2020年から数多く採用されている「ディアマジック・ダイレクト」かなりの高撥水で、少々の雨でも安心して履くことができます。
こちらのタンは一般的な構造で、アッパーと隙間があるので、砂や砂利の侵入を防ぐというものではなさそうです。
ソールについて
アクティブハイクのソール
突起の高さが高く泥がたまりにくい構造です。トラッキングシューズやちょっとした登山靴のソールでよく見るよソールの印象で、グリップも良さそうですが、1,900円の靴のソールですので、ビブラムのようなグリップ力は期待しないほうがいいかもしれません。
アーバンハイクのソール
一方、アーバンハイクのソールは、小さく浅めの突起が沢山並んでいます。グリップ力が気になりますが、街歩きで雨の中でも、ほとんど滑ることはありませんでした。アクティブハイクも同じですが、滑りやすい濡れた鉄板や濡れた大理石のようなツルツルの石では滑ると思いますので、過信はできませんが、なかなかのグリップ力です。
ただ、突起が浅めなのでどれくらいで磨り減ってしまうかは気になるところです。
アクティブハイクとアーバンハイクの重さ比較
靴の重さは疲労度に直結するので調べてみました。
今回測定したのが、アクティブハイクは28cm、アーバンハイクは27cmと1センチサイズが違うので、100%正しい比較とは言えないかもですが、
結果、アーバンハイクの方がアクティブハイクより125g軽かった!
これは、気軽に履く靴としてアーバンハイクはかなりの軽量だということがわかります。
詳しくは動画も御覧ください
動画では、もう少し詳しい比較をしているのと、アーバンハイクを履いてみた所感もお伝えしていますので、よろしければぜひ御覧ください。
まとめ
今回ワークマンの新製品「アーバンハイク」と人気の「アクティブハイク」を比較してみました。
普段履きなら「アーバンハイク」、ちょっと山に行くなら「アクティブハイク」
普段履きや、ちょっとしたキャンプで使うなら「アーバンハイク」、あまり整備されていない遊歩道や山道なら「アクティブハイク」といった使い分けが良いのではないでしょうか。
いずれにしても、1,900円(税込)という価格で、このスペックのアウトドアシューズを発売するワークマンの凄さに驚かされますが、お求めやすい価格でもありますので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
ということで、今回は、売り切れ必死のワークマンのアウトドアシューズ「アーバンハイク」と「アクティブハイク」の比較レビューでした。